ハピネスマイルの尾形です。
今年は「働き方改革」が関心を集めていて、流行語として「働き方改革」が
ランクインするのではないか…と思っているところですが、
「休み方改革」も企業の中で着々と進んできているようです。
日経新聞にも、こんな事例が紹介されています。
http://www.nikkei.com/article/DGXKASDZ07I8S_Z00C17A7MM8000/
セブン&アイ・HDでは、部署ごとに一斉休暇を取る仕組みを導入。
住友林業では、支店・営業店で、顧客への営業をしない日「定休日」を
週2日に加え、年4日設定。
また、日本航空では「テレワーク」と組み合わせて、外出先から
「仕事」が出来るようにした「ワーケーション」を導入。
有給休暇と組み合わせて、海外旅行をしながら勤務する…
なんて、過去から見たら夢のような使い方も出来るといいます。
それ以外にも、三越伊勢丹HDも、2018年から、
主要店舗で正月三が日を休むことを検討していたり
「休み方」は少し違う面もありますが、ヤマト運輸が、
昼間の時間帯の時間指定を廃止したこと等、
今年に入って、従来の働き方・休み方が変革して
来ていることを実感しています。
店舗などがある業界では、一斉休業のほうが
やりやすいのだろうと思います。
また、日本では「一斉にコトを起こすことが普及に繋がる」という
お国柄の部分もあるので、考え方としては有りだろうと思います。
一方で、有給休暇なのですが、日本では20日付与されても、
有給消化率は、半分の50%。(10日)
ちなみに、ブラジル、フランス、スペインでは、
日本よりも多く付与(30日)されていますが、
なんと100%取得なんです。
欧米では、軒並み80%を超えています。
従業員の権利としての「休暇」と、付与という恩典としての「休暇」の
『休暇の考え方の差』が如実に現れていますね。
有給休暇が使われないから…日本の「祝日・休日」がたくさん
増えてきたのは、こういったお国柄を踏まえて、苦肉の策…なんて
考えてしまいますが、実態はどうなのでしょう(笑)
国が休め、企業が休め言うから休むとか、そんなことは
国や企業から言われたくないだとか…。
色んな意見があるなぁと思います。
ただ、私は、そういうレベルでの議論でなくて
「生き方をどうするのか」という議論の中で、
働き方や休み方を議論していきたいなぁ…と思います。
「働き方改革」の裏面の『休み方改革」。
それから「生き方改革」。
どれも、同時に進めていかないと、
やらされ感ばかり募ってしまう。
それも、他から言われるのではなく、
自ら進んで考えていきたい
そういう課題だと思います。
皆さんは、どう生きたいと思っていますか?
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