ワーク・ライフ・シナジーの伝道師
ハピネスマイルの尾形です。
白河桃子さんが、サイボウズの青野 慶久さんに
インタビューした記事が公開されました。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO17746270W7A610C1000000/
「労働時間削減、結局現場にムチャぶりですか?」
まさにこれが横行している気がします。
ライフネット生命の出口さんの言葉を借りると、
「マネジメントの能力不足」ということだろう
と思います。
働き方改革の風刺として、
広告をバズらせた戦略もすごいなと思いますが、
『働き方改革の実践者である』からこそ言える
言葉が満載である、この記事、是非ご覧を!
〜〜〜(抜粋)〜〜〜
経営者が危機感を覚えて、とにかく現場に
「残業するな」という号令だけ
かけてしまっている。
(中略)
まずは「経営者、落ち着け」と言いたい。
・経営者が判断軸を示し、ブレないことが重要
・働き方改革とは「多様な、柔軟性の高いもの
へのシフト」である。
〜〜〜
経営者からの「残業するな」に対して、
「早く帰れ〜」としか言わない上司は、
時短勤務社員に「そろそろ時間だぞ」と
しか言わないタイマー上司と同じ。
それは、
マネジメントではないと
思います。
イクボス研修をしている
私が大事だと感じていることは、
・上司が「優先順位を付け非効率な仕事を捨てる」
勇気を持ち、決断すること。
・上司が率先して行動すること。
、上司は発言しやすい雰囲気を作ること。
普段からのコミュニケーションを
大切にする。
・部下も諦めず少しでも改善できるよう、
自発的に発言、行動すること。
などなど…
やれることはいろいろとありますよね。
意識改革を考えると、時間がかかります。
が、意識改革までやらないと、
会社(社会)は変わりません。
制度を整えただけでは、
改革は進みません。
今、成果が出ている会社は、
今までに少なくとも1〜2年、
長いと3年ぐらいかけて、
改革を先に進めています。
本腰を入れて、
働き方改革を進めていく会社を
どんどん増やしたいですね。
【6月22日にFacebookに掲載した内容を掲載】
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