ワーク・ライフ・シナジーの伝道師
ハピネスマイルの尾形です。
今回は、つれづれなるままに…コラムを発信したいと思います。
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私が勤めていた頃の話ですが、
以前、とある先輩からこういうことを言われたことが有ります。
「サラリーマンは、会社の看板をしょっている。」
「会社のブランドがなければ、ただの人。」
「看板があってこそ受注がうまくいくのだ。」と。
あなたも、このようなことを言われたことはありませんか?
はたして、これは本当でしょうか?
あなたはどう思いますか?
「その通りだ」という意見もあれば、
「違う」という意見もあるように思います。
昨年、会社、サラリーマンを卒業した私が、今感じていることは、
この話は「ある意味合っていて、ある意味違う面もある」ということです。
サラリーマンと(起業家も含む)自営業者で、
優越があるわけではないですが、
取引時のなどの信用度は「サラリーマン」の方が、ある程度高い
ように思いますし、著名な企業に勤めていれば、たしかに
「ブランド」が上乗せされる点はあるような気がします。
ただ、昔に比べて、企業がどうかの前に「人がどうか」という点が
より大事にされているような感じがしています。
仮に、あなたが取引先とおつきあいをするにあたって…
取引をしたいのは、どちらの人ですか?
A.あまり有名でない会社に働いていて、いつも清潔な身なりで、
ハキハキと応えてくれ、前向きな人。
B.著名な会社に働いているが、いつも身なりがだらしなく、
返事もそこそこな、言い訳ばかりする人。
きっと、「A.」の方が多いのではないでしょうか。
私の感覚では、大局的には「A.」の方が成果を上げるでしょうし、
双方の会社は、それぞれに同じような社員がたくさんいたとしたら、
いずれ『逆転してしまう』ことでしょう。
結局は、企業のブランドは
「その企業にいる人たちの過去からの積み上げの総和」
だといえるのではないでしょうか。
魅力のある社員が多い組織は、
どんどんと魅力のある人を引き寄せ、
結果として、組織が成長しますし、
魅力の乏しい社員が多い組織は、
どんどんと魅力のある人が
去っていき、組織はどんどん衰退していく。
私は、魅力のある社員が多くいるからこそ、
その企業のブランド価値が向上するものだと思っています。
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