制度より風土が大事

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先日から追求されている「電通」の「長時間労働・パワハラによる自殺問題」は

「くるみん認定取消」へ発展する様相を見せています。

東京新聞:電通、「育児支援企業」認定取り消しへ 過労自殺受け:社会(TOKYO Web) : http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201610/CK2016102802000259.html

さて、ここでの「育児支援企業認定」とは、「くるみんマーク」と呼ばれています。

電通では、最新で2015年度も認定され、これが3度目だったとのことです。

くるみんマーク・プラチナくるみんマークとは

 「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。

次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、
一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けることができます。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/kurumin/index.html

では、今回の認定には問題はなかったのでしょうか?

私は、ここは『厳正にやらないとならない』と考えています。
なぜならば、こういう企業でも「くるみんマーク」がもらえるとなると、間違ったメッセージングになるからです。

(取得しても有り難みがない制度はそのうち形骸化していくと思います。)

育児に関する制度が出来て、数値さえクリアすれば、取れてしまう状況ともいえる状態は、まず是正しなければならないでしょう。

過去に「過労死自殺」が起こったとしたら、数年は「表彰を受けられない」というようにしなければならないのではないかと感じています。

(もし、縦割りで情報が共有されていなかったとすれば恐ろしいですね…)

既に認定されている企業への調査も視野に考えたほうが、長期的には良いのではないか…と思うところです。

それでは、また。

 

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